私の腐ッタ人生


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みんなが正座で丸い机の周りにすわった。


沈黙の中ヒロコさんが口を開く。


『ゆうさんが妊娠5ヶ月です』



私はその言葉を聞いた瞬間、不安になり、涙があふれた。



そして何で自分の口から妊娠した、と言えないんだろう


自分はなんて弱いんだろうと


不安と自分に対する想いで涙は止まらなかった。



父母『5ヶ月ィ』



父『もうおろせないじゃないかゥ』



母は泣きながら立ち上がり、ヤスの頬、頭を平手で殴り始めた。


『娘に、なんてことしてくれるのゥ』



母の怒りはすごかった。


『やめてゥ』


私は母の前にでてヤスをかばった。


しばらくして

その場は一旦おちつき、冷静に話し出した。



父『ユウはどうしたいんだ?』



私『…産みたいです。』


不安はいっぱいあったけど、本心だった。



母『子供はお金がかかるのよ?あなたまだ15歳でしょう?ヤスだってまだ16よ?どうやって育てていくの。』



ヤス『俺、一生懸命働きます』


母『高校もでてないのに考えがあまいのよ』



ずっとこんな話が続いて話はまとまらず



お互いもう一度考えるということで



ヤスとヒロコさんは帰って行った。


赤ちゃんが日に日に大きくなっている。



考える時間はもうなかった。


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