私の腐ッタ人生


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実家

家出をしていたから、3ヶ月ぶりの実家だった。


ヤスが帰ってからまた父母と話す。


母『あんたどうするの?本当に産みたいの?』



私『はい…』



父『子供が子供を育てていけるわけないだろう』


確かに私達は高校生で、金銭面はどうすることもできなかった。


その日、話は決まらず

久しぶりに実家の布団で寝た。



おなかをさすりながら。



実は、妊娠したかもしれないと思った時期



学校の担任の先生に相談していた。


家出をしていてヤスとも頻繁には会えなくて


ひとりでつわりに悩んでいたころ



つわりで保健室で寝ていた私に先生が声をかけてくれた。



先生なんかに言うつもりなかったのに



ひとりで心細くて

やさしいお母さんみたいな顔をしている先生を見たら

私は急に泣き出してしまった。



先生『どうしたの?言ってごらん』


私『……………』



妊娠したかもなんて言えない



でも

【誰か助けて】

誰にも言えないつらさから



『先生…私妊娠してるかもしれない』

泣きながら小さな声で言った。




先生は私に彼氏がいたことは知っていた。



驚きもせず、冷静で、



先生『ヤスくんは知ってるの?検査はしたの?』


私『…ヤスは知ってるけど検査はまだしてない…』



先生『ヤスくんを私の家に連れてきなさい。私から話してあげる。』



日曜日、ヤスと私で先生の家を訪ねた。



内容は、私がとても不安がっていること、早く検査をすること、だった。



親身になって聞いてくれる先生を信用していた。

ところが、

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