私の腐ッタ人生


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校長先生

私の高校はキリスト教の私立の学校だった。


私はキリスト教ではないけど、私立の進学校へ行っていた。


校長先生はシスターだった。


退学届けを出しに行ったときに


一緒に泣いてくれた校長先生。



校長先生と話すのは初めてだった。


『産みたい…産みたい…』


と泣く私に


『どうしても産むことはできないのかしら。命は大事にしないと…』


そんなの、自分でも分かってる。


自分の子供がこんなに愛しいなんて、母親になるまで分からなかった。


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